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ジェミニマンのkassyのレビュー・感想・評価

ジェミニマン(2019年製作の映画)
3.4
ジャパンプレミアにて鑑賞。
ウィル・スミス、アン・リー監督、ジェリー・ブラッカイマー、江原正士さん、山寺宏一さん、菅野美穂さん登壇。

3D+in HFR(ハイフレームレート)上映。字幕版。
凄腕のスナイパーだった主人公は、足を洗おうとするが、自身が狙われている事を知り、逃亡している最中に出会ったのはなんと若い頃の自分だった…

現在のウィル・スミスvs若いウィル・スミスというアイディアありきの映画なのだが、現代技術を駆使して作られた若いウィル・スミスがとても映像的に自然で、違和感なく見る事が出来てしまう。
また、120フレーム撮影(上映された六本木は60fpsでの上映らしい)で撮られたアクションシーンも映像的に大変面白く、飛び散る破片や水滴などの奥行き感がしっかりと感じられたり、特にコロンビアでのバイクチェイスシーンは自分が運転しているかのような没入感があり素晴らしかった。
アクションシーンがやけに暗いところでばかり行われてイマイチよくわからないところもあるのが少し残念であるが、全体的に映像は立体的で非常に綺麗だった。

話としてはスケールが大きい話のようでいて、あまり広がらずにスケールの小さい話になった印象を受けたが、とにかく映像的なアイディア勝負という映画なので新しい体験をしにいくような感覚で見るのが正解な映画かと思う。


昨日ロボット映画を見たばかりなので、クローンじゃなくて、ロボットなら感情や倫理的な問題が少ないのにね。と考えてしまった。きっとこの後はロボット研究にいそしむことになるだろう…
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