深夜の銭湯には秘密がある。秘密はボイラーで焼き全てはお湯に流す。今後銭湯に行ったら、タイルに血が残ってないかじっくり見てしまうよ。
とってもダークな話のはずなのに主人公はずっとボンヤリ。東大卒なのにニート。能動的じゃなくて、あ、そうなんだ〜とか言ってる内に超巻き込まれていく。でも同じ引きこもり系の人間としては彼の気持ちも分かるんだな。この何も無い日常から引っ張り出してくれるのなら何でもいい。人間、何か秘密を持つと自分も特別な人間に思えてくるのか、ダメダメ和彦が段々とイキイキしてきて最後にいいとこを見せたり、松本君はアクションキレキレで見た目はアレだけどアレでなかなかいい奴だし。あんなにたくさんの殺人が行われたのに、なんだか丸く収まってみんなでビールで乾杯。幸せだなぁって。いいのか、それで〜⁉︎
和彦さんファミリーがほのぼのしてて血生臭さを緩和してる。ご飯は美味しくなさそうだけど。
昔見た映画で、倉庫でブルーシート張ってビニール合羽着てそういうお仕事してたけど、なるほど銭湯ってイイなぁっていう
