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メランコリックのnaのネタバレレビュー・内容・結末

メランコリック(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

東大卒のフリーター鍋岡が始めた銭湯のバイト、実はその銭湯は殺人の場所として使われていたというストーリー。
小寺が亡くなってからの救いようがない雰囲気とは裏腹に暖かい終わり方だった。(この後全員殺されるのかもしれないけど。)松本が早々に回復していたり、殺したオーナーの件に何も言及がなかったりとちょっと違和感ある終わり方ではあったけど面白かった。
大学卒業してから就職もせずにふらふらアルバイトしてても、撃たれた松本を家に連れて帰ってきても「お風呂屋さんの仕事も結構危ないんですね」の言葉で終わってしまう干渉しすぎない鍋岡の家族いいな。
東大卒の鍋岡とずっと殺人の仕事をしていた松本が居酒屋で幸せを語るシーン、全く違う世界で生きていた2人が交わることがなんだか嬉しかった。
「松の湯」は現実でも同じ名前で営業してるみたいなので、殺人のシーンに使われたら客足減るのでは…と少しだけ心配になった。
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