価値観をひっくり返し誰もが幸せになれる事を肯定してくれるこの映画に、どう考えても満点をつけない理由が見当たらない!?
銭湯という失われつつあるノスタルジックなオアシスで夜な夜な行われる死体処理という残酷で凄惨なシーンなのに緊張感なく、主人公のおける状況とどうしようもない無能感に閉塞感を感じると同時になぜか心地よく描かれ、かと思えば鮮やか過ぎるアクションがあったりと、ストーリーの緩急、伏線などの小細工なしでダイアローグの秀逸さで魅せられてしまっていた!!
殺しも銭湯もそれぞれ仕事であり、高学歴ニートも殺し屋も、皆幸せになる権利があることを教えてくれるこの作品が俺は好きだ♪
