門倉カド

レッド・ブレイドの門倉カドのレビュー・感想・評価

レッド・ブレイド(2018年製作の映画)
1.0
アクションはスゴいけれど・・・。孤独な少女の孤独な戦い!!

【賛否両論チェック】
賛:殺陣はかなりの迫力で、一見の価値あり。
否:理屈で考えながら観てしまうと、荒唐無稽すぎて楽しめない。ラストもかなり唐突で、呆気ない印象。

 現実世界に自分の居場所をなくしてしまったヒロインが出逢う、絵本の中の忍びの世界。殺陣のアクションはかなりスゴくて、迫力に圧倒されてしまいます。
 ただ難点を言うと、ストーリーが大味すぎて全然共感や感情移入が出来ないところでしょうか。いじめのシーン1つをとっても、
「いやいや、そんないじめ・・・しないでしょ。」
って感じるような描写だったり、ヒロインの性格もポジティブとネガティブのどっちつかずだったり、原田の計画も訳が分からなかったりと、考えて観れば観るほど、ついていけなくなってしまいそうです。
 あまり深く考えずに殺陣を堪能したい、そんな作品といえるかも知れません。
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