泣かされた。特にガディがひとりで面談を行うシーン。
結末が想定外だったが、単純にめでたしめでたしではないハッピーエンドが良かった。
ところどころ発達障害なのに出来過ぎじゃない?と思う部分があったが、後で調べると監督さんの息子さんが実際に発達障害だそうで、私が知りもしないのに勝手に見くびってただけなんだろう。一般の発達障害への偏見や誤解に対しても意味のある映画だと思う。
父ルーベンが息子ガディを見る時の眼差しが、前半の当惑と苛立ちに満ちたものから後半の本当に優しさと労りに満ちたものに変化していく様が自然で素晴らしく、この一本でこのおじさんが好きになった。
この映画を観る限りイスラエルの人達の感覚って日本人に近くて、彼らとは仲良くなれそうな気がする。
めっちゃ人情の国じゃん、イスラエル。