このレビューはネタバレを含みます
取り巻く人々ははなにか欠けていて
いつも何かを求め、
そして何かを諦めている瞳。
ふと現れた
地下で暮らす1人の男
彼女は彼に自己投影し
自分を見つめるきっかけに。
グラウンドに描く一本のラインが
レオニーの心中の象徴に思えた
ガタガタの線が
すらっとした線になって
すべてうまく行くように思えたりする。
心優しく、慎重で、まっすぐな人ほど
地中の暗いとこで暮らすことになる
こんな世界を
飛び出したい
飛び出してしまおうという
彼女のそんな気持ちが
スティーブとの出会いで
強くなったのかもしれない
最後のシーンには奥深い味わいがある
わたしは街を出るんだと思った。
シーンとシーンの繋ぎ目がすごく好き