Mark!数のあまりの少さに全く期待せずに何気に観たら嬉しい誤算!
面白かった!
コレは隠れた名作ミステリーじゃないかな?
ある夜上層階級邸宅の一室で行われた娘の婚約を祝う食事会。両親、息子、娘、婚約者、それぞれ怪しげな雰囲気を放つ五人の元へ訪れた警察と名乗る男、、、
ワンシチュエーション、密室サスペンスの形で進むストーリーが何とも秀逸。いやいや出来すぎでしょ!有り得ない!やっぱりハズレ?!って思ってからの展開が素晴らしかった。
そう来たか!なるほど!の納得のオチにゾワゾワっと鳥肌が立った。
不運過ぎる彼女の人生にやり切れない虚しさは残るものの幸薄そうな演技に吸い込まれたのも事実。
上層階級の醜さ、愚かさ、浅はかさ、エゴイズムに吐き気を感じながらも作品としては満足。