このレビューはネタバレを含みます
少年少女でいられる最後の夏。そんなイメージの映画でした。
自転車を友達同士で走らせるのは、とてもステキな光景。ボーリングに行ったりするのが年代を感じさせる。
BGMもエックスファイルみたいな宇宙人的な不穏な感じや、テクノなシンセサイザーが時代や雰囲気をしっかりと演出していた。
何だか、YMOのライディーン思い出した☺️
デブにメガネにカッコつけにリーダーの普通の子 というオーソドックスメンバー。
※ネタバレしまくりだと思うのでお気をつけください。↓↓
しかし、この映画は少年少女のジュブナイルではないしホラーでもない。
逆にホラーにしてはダメな作品。
この恐怖は楽しんではいけない恐怖。
これはリアルであり得る現実的なお話だから。。
人間は本当の顔を出さない。
連続殺人犯にも隣人は居る。
それが、自分達だったら。。。
子供で居るのは楽だ、しかし自分がやらなければ誰がやるのか❓
若い正義感は一番危ういと言うのが強調されていたと感じた。
世界はうまくいかないと常に感じる。
この映画は、世界で起こりうる悲劇を防ぎ切れない事実を語っていた。
心が晴れない後味、ズシンと来るのは容易に解決できる気持ちではないからなのだと思った。
世界はこんな事ばかりではないが世界の郊外の闇を突きつけられた。
親達はちゃんと子供と向き合ってたのだろうか?
行方不明が出てるのに何故子供を夜道で帰らせるのだろうか?警察は何故捕まえられないのだろうか?
街全体が病んでいた。
街が少年少女のジュブナイルを奪っていった。
そんな悲しい作品でした😢💔
写真もだし、
555-0167も怖いよ。。。
鳥肌が立ちっぱなしでした。