あ〜、いい映画だったなぁ…。
何がよかったって、、裁判でアッサリ罪を認めたこと。映画の展開としてもここをグタグタやらなかったことはよかったし、何よりこのジイさんの人間性として、裁判中にこういうこと言いそうだな、というのが納得いくぐらい映画の中で描写されている。
有罪、いや犯罪者であることがわかっても家族は見捨てなかった。日本ならそんなことする人だと思わなかったとか知らなかったとなじり、社会から自分たちへのバッシングを恐れてそそくさと立ち去りそうな気はする。カルチャーの違いなのなのかね。
今の世の中、家族であっても犯罪者には厳しい態度が求められ、そうすることが正しい行動だという圧力がかかる。でも、家族としてあるべき姿はこれなんじゃないか。
じいさんはこれまで家族を振り返らなかったことを後悔しているだろうが、犯罪に手を染めたことは全く後悔してないだろう。なんならいい思いができたし、楽しかった、というだろうね。
もっと人生を楽しめ、じいさんは言っていた。その通りだ。代償への覚悟が必要だが。。