タッくん弐

運び屋のタッくん弐のレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
4.0
クリント・イーストウッド監督の作品ですから真面目に観ないといけません

今作も監督らしい地に足ついた内容で、しっかり土の匂いのする作品でございました

実に観ていて小生が思い出したのは山城チョメチョメ新伍氏の晩年であります

最後は皆、骨と化し灰になるのみ

しかしその際、傍に居る家族の存在ほどかけがえのないものはありません

スタッフロールで流れた老いを迎え入れるなという曲は正に人生のテーマソング

いつ遺作になるかわからない監督のリアルには、爺になっても抜群の斬れ味を感じずにいられません

生への執着

そう、それは劇中でてきたメキシコの麻薬カルテルが酒池肉林的な振舞いをされているのですが

正直これからの人生においてそんな半分、青い経験に溺れることはあるのでしょうかポク

コカもヘロも挑む度胸はありませんのでせめていつかはパリピ気分でヘヴンリィ

ヤバイTシャツ屋さんの歌詞みたいなひと夏の体験、ナイトプールで映えたいだけなんだ

時期柄ピエール瀧は本当の意味で人生をオールナイトロング考えた方がいいよ

関東信越厚生局こわい

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐