明石です

運び屋の明石ですのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
3.9
90歳のおじいちゃんが麻薬の運び屋をする話。

仕事一筋で家庭を蔑ろにしてきた主人公が、90歳で初めて家族のために仕事をするのだけど、その仕事が運び屋。
ずっしり重たいテーマですが、美しい家族愛が描かれていて、最後はちょっぴり感動しました。(90歳まで家庭を二の次にしてきたわりには、最後上手く行き過ぎでは!?とは思いましたが笑)

おじいちゃんを追うDEA(麻薬取締捜査官)役はブラッドリークーパー。同じくイーストウッド監督作の「アメリカンスナイパー」でも主役を務めていましたが、その時はあまり好きになれなかったのにこの映画を見るとなぜかブラッドリークーパーかっこ良く思えてきた…なぜだろう。。

また随所に使われてるジャズのおかげで最後まで楽しく一気見できました。
クリントイーストウッド監督の映画は音楽が素敵ですね。監督自身の趣味であるジャズが本作でもふんだんに使われてました。

薬を積んでドライブする(だけの)シーンでも、主人公がジャズを流し歌いながら楽しそうに運転してると、重い話なのに楽しくなってきますね。
明石です

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