運び屋というタイトルだが、
イーストウッド演じる老人の人生を描いた映画でした。
運び屋というと人生をカルテルに捧げているような印象を持っていましたが、人にはそれぞれ大切にしたいものがあって、自分と引換えにしてでも守りたいものがある。
という当たり前のことに気付かされた。
彼は運び屋で稼いだ金を何に遣い何を守ったのか。ただそれを語るだけの映画。
悪いことをしてでも守りたいものがあるってそんなに悪いことなんだろうか。
悪ってなんだろう。ドラマがあれば悪が許されると思うとそれもまた違うしね。
難しい。
簡単じゃない。
それでいい。
