初めての中国映画。中国で大ヒットした理由がわかった。
「何がホンモノで、何がニセモノか!?」
この言葉がぴったりの映画だった。
主人公が最初はお金のためだけにジェネリック薬品を違法で販売する姿には「うわ…やっぱり金かよ…」と思いながら見つつも、結局は患者を助けたい一心で再び薬品の違法販売を始める姿には「やるやん!」と一瞬で主人公を応援したくなるのを感じた。主人公の覚悟や葛藤が表れているのがわかったからなのか。主人公が覚悟を決めてからは顔つきや身なりが変わっていたし、それを表現する役者さんにも目を奪われた。
聖職者、ポールダンサーなど年齢や性別、バックグラウンドまでも異なる人間が「患者を救う」という目的のために取り組む姿には胸を打たれた。