タク

クワイエット・プレイス 破られた沈黙のタクのレビュー・感想・評価

3.4
音を立てたら死ぬ、、、。
遂に最凶の敵に反撃を降す!
[ストーリー]
物語は、まだ世界が安全だった頃に遡る。
〈1日目〉リー(ジョン・クラシンスキー)とその妻イヴリン(エミリー・ブラント)は息子の野球大会を見に来ていた。
そしたら突然空中で大爆発が起きて、街に謎の生物がやって来てしまった。
謎の生物は街の人間達を次々と惨殺していき、、、。
これが悲劇の1日目である。

それから時は経ち〈474日目〉
イヴリンと子供2人達、そして生まれたばかりの赤ちゃんらは新たに安全な場所を見つけ出す為に歩みを進めるが、、、
[キャスト]
イヴリン:エミリー・ブラント
エメット:キリアン・マーフィー
マーカス:ノア・ジョブ
リーガン:ミリセント・シモンズ
島の長 :ジャイモン・フンスー

[監督] ジョンクラ・シンスキー

[感想]
・[前作との比較]
前作よりも格段にアクションや、世界観が拡張してます!
まず、前作のラストで”何か”の弱点を見抜き、今まではやられっぱなしだった家族も遂に反撃開始するシーンで終わります。
今作は”何か”との直接対決のシーンが更に多くなり前作で物足りなかった対峙のシーンが多くなっていたのは嬉しかったですね。

世界観も前作は1つの家が舞台でしたが、今作は新たな安全な地を見つける事が物語のベースであり徐々にクワイエイトプレイスの世界観が明らかになって行く姿は興味深いし、まだまだ広がりそうな予感がします!

・[家族のエピソード強め]
前作は子供たちを守る父親と母親が主人公的な立ち位置でしたが、今作では少し視点を変えて「強くなっていく子供達が主人公でした!」

リーガンとエメット(キリアン・マーフィー)が2人で新たな安全な地を見つける為に共に旅をするのですが、年下のリーガンがめちゃくちゃ引張ていて、たくましくなった姿に感動してしまいましたね。
更に次第に打ち解けていく彼らの姿も何だか良かったです。

マーカスも赤ちゃんを守る為に勇気を振り絞ぼる姿が前作からの成長を感じたし
演技もとても良かったです!

・[続編確定!]
今作のラストでは絶体絶命のピンチから
奇跡の逆転を見せます。
しかし、これはあくまで3作品目の
”架け橋”となる作品になってしまい、若干の物足りなさを感じてしまいました。

次回作は奴らとの戦争になるのかな?
まだまだ描ききれてない世界観もありそう〜
・[最後に]
前作は狭いシュチュエーションの中でスリムな怖さでしたが、今作は前作の良い所を引き継ぎつつダイナミックな怖さに変わりました!
続編としては見事でしたし、ラストの演出は感動してしまいましたね。😭😭

子供たちの有志ヤバすぎます!
エミリー・ブラントも綺麗で良かったです(笑)
タク

タク