このレビューはネタバレを含みます
原作未読。
登場人物たちの心情がおぼろげにしかわからなかったので、原作読みたいなと思った。
展開は想像がついた。
映像に驚かされることもなかった。
月夜のシーン、そこに至るまでの感情の動きの表現のしかたはとても好きだった。
明石の演奏が天才たちにもたらしたものを愛おしく思えた。
海のシーンも好き。
母親のことを詳細に思い出すところも。
松岡さんの抑えた演技はあーちゃんの不器用さを伝えてくれて、素敵だった。彼女が笑ってくれるとホッとした。
ところどころ好きだが、ところどころ退屈だった。