実話ベースらしいが、制服だけで本当にあそこまでのし上がれるものなのだろうか?ヘロルト君は小ちゃくて、見るからにケンカ弱そうで、イキってる坊やにしか見えなかった。狡猾な者は彼が偽者であることをわかっていて、自分の利益のために都合よく彼を利用していただけ…という方が話としては納得がいく。戦時下、狂気と絶望が入り混じった世界では、こんなことも起こりうるのかな…。平和ボケの自分には、いまいち現実味がなかった。映像は衝撃的だけど、話の展開も一本調子で、途中で飽きてきてしまった。エンドロールのアイデアは面白かったけど。