悪くはない。
史実を元にした話。
ある意味 主人公もクリス・エヴァンスらしいキャラクターである。
ただ、ポリティカルサスペンス、ソレもかなりハードで、なおかつトンでもない作戦を描いた作品としては、なんか観てて どうにも、
『波が穏やか!』
ソレも確信犯的に抑えてるのではなく盛り上げようとして盛り上がれていない…という印象。
↑ココが致命的までは言わないものの結構なダメージな気がしてならない。
多分長く感じる理由はコレじゃないかな。
取り扱ってる題材がチョット映画だけでは分かりにくい部分もあり、特にエチオピアのユダヤ難民やイスラエル等については軽くでも分かってないと
『池上解説はドコだ!??』
と心で叫びたくなる。
とはいえつまらないワケではなく、クライマックスやエンディングのアレは中々にガツンと来るので個人的には嫌いじゃない。
リアルに振るなら振る、脚色して盛るなら盛る。どっちしてもあと一声でかなり良くなりそうなんだよなぁ…と思った。
『ワカンダ居た頃にこんな事やってたんかキャップ!』
と言いたくなるクリスのルック、個人的には好きだぞ!