ぽん

ラブ&ドラッグのぽんのレビュー・感想・評価

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
3.0
恋愛映画に障害は付き物。それを乗り越えて愛を貫けるか?というドラマになる訳だけど、この作品の場合はそれがパーキンソン病という難病なのでちょっと重たい。病気が進行すると介助なしでは身の周りのことが出来なくなる、歩けなくなる、寝たきりになる、ということが分かっていてこのまま付き合い続けられる?ってハナシで、個人的にはこんなシビアな話をフィクションで軽々しく美談にまとめてしまうのは好きじゃない。ジェイク・ギレンホールの男気には泣いちゃったけど苦笑
感動モノにするなら余命幾ばくもない病気って方がフィクションに馴染む気がしますね。死は非日常なので。でも介護はどっぷり日常だもの。

主演2人の潔い脱ぎっぷりが話題になりベッドシーンも多く、さらにイケイケ営業マンの活躍とバイアグラという当時話題になってたセンセーショナルな薬の話題も振りまいて、最後はしっとり永遠の愛で感動させる。
うーん、やっぱり総花的に過ぎるかなー。

あとこの手のフィクションで300万回は出てきてる「遊び人だった男が運命の女性に出会って変わる」ってやつは都市伝説ですよ。ダメンズ好きの全女子に告ぐ。
ぽん

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