フェイスノーモア

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のフェイスノーモアのレビュー・感想・評価

2.0
クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード主演、ジュラシック・ワールドの完結編です。
前作で人間の住む世界に持ち込まれた恐竜たちが、違法な繁殖や密輸によって世界中に住処を広げてしまった時代の物語。

終盤こそ恐竜が大立ち回りを演じていますが、序盤は某スパイ映画のようなノリ、そして中盤は旧作のキャストを絡ませるためのダラダラとした展開。
逃げるシーンも恐竜に襲われるシーンも、新旧の重要キャラ全員で移動するのでとんでもなくグダグダしてしまっています(笑)
ワールドに関しては恐らく一作目でやりたいことをやり尽くしてしまったのでしょう。
2作目から迷子になってしまい、完結作ではもはや何を目指したかったのか不明な出来になってしまいました。
様々な思惑が入りすぎてしまったばかりに初代ジュラシックパークにあったワクワクするようなテーマや感動は一切感じられない残念な一本。
もう少し純粋な方向性で撮ってほしかった。