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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のsugarのレビュー・感想・評価

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ジュラシックシリーズのうちの一本としては平均点くらいに面白かったけれど、最終章としては期待を下回ってしまった感がありました…🫨前2作は好きなんだけどな〜

シリーズ最終章の名を掲げるのであれば、前作のラスト投げかけた『恐竜と人類は共存できるのか』『恐竜が新なる支配者になるのか』という問いに対して、もっとはっきりと答えを出してくれるのかと期待していた…
前作のラストや今作の冒頭にあった、世界に放たれた恐竜との共存(&侵略)シーンが衝撃的かつ雄大で圧倒されたからこそ(名探偵ピカチュウでポケモンと共存する世界を観たときのようなワクワク感すらあった)、結局、後半の山場は恐竜を管理しているエリアでの攻防戦になってしまって新鮮さがあんまりないことが、ちょっと残念。もちろんそのおかげで、過去作品のあのシーン、あのシーンと、思い出すところがたくさんあったのは純粋に楽しかったんだけれど◎

ローラ・ダーン筆頭にオリジナルキャストの集結は気持ちがあがった!が、メインキャストが多い割にこのメンバーは誰も死なないなという確信しかなく、ドキドキ感がなくなってしまう弊害も少なからず生んでいた。

この30年で、恐竜研究が進んだことが反映されているのはとても良いなと思う。次シリーズがもし作られたら、その部分もとても楽しみにしたいなと思った。
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