シロ

バード・ボックスのシロのネタバレレビュー・内容・結末

バード・ボックス(2018年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

正体不明のウイルス?が流行り、世界が破滅に向かっていくなか、ヒロインが生き抜く話。ウイルスの考え方が新しく、正体不明の何か(その何かは最後まで明らかにならず)を見ると感染?し、自害行動を起こしてしまうようになる。面白かったのは最初から心が闇に染まっている人は感染しても自害行動に至らないと言う点。その代わりほかの人に外にいる何かを見せようとするから厄介。最後は子供たちと一緒に安全地帯にたどり着き、難を逃れる。良かったのは子供が2人いるが、片方はたまたま避難した先で出会った妊婦の女性の子供。やはり自分の子供の方が可愛く葛藤があるが、妊婦との約束を思い出し乗り越える。最初、人との繋がりに興味がなかった主人公が窮地を共に過ごすことで、人との繋がりを大事にし始めるヒューマンドラマがある。ただ、登場人物がそれぞれ過去を語るが、カッコつけすぎて何を言いたいかわからないところがあった。また、感染?の原因が分からず意味不明感が強く、怖さも半減。もう少し原因究明しても良かったかも。
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