げんき

バード・ボックスのげんきのネタバレレビュー・内容・結末

バード・ボックス(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

初鑑賞!
設定は面白い。
観ながら「クワイエットプレイス」からヒントを得て作ったなと思ったが、他の方のレビューを読むとそれよりも前に出来てた内容みたいですね。
冒頭のシーンも結構予算かけてて引き込まれたし、車のナビだけ運転もこの設定じゃないと出来ないシーンだと思ったのでそういう意味でも良かったです。

展開も現在と過去を入れ違いに見せたりポイントポイントに転調があって良かったんですが、何か所々間延びするシーンがあって中々気持ちが乗り辛い作品でもありましたね😅
後、こうすれば助かるみたいな希望がなかなか見えて来ないので、主人公達同様にこちらも段々暗くなってくる‥。
バッドエンドが嫌いじゃない自分でも今作の終盤の展開は「うわ、それだけは勘弁して‥マジで救いが無さすぎる」、「これ以上主人公追い込まないで」と思いましたね。
違う展開になって良かったです。
確かにあそこに辿り着いたからといってこれからも大丈夫って補償はないんですが、子供達が初めて他の子達と遊べたりようやく子供らしい生活ができるって考えると良い結末だったなって思います☺️
もちろんあいつらの正体は何だったのか?っていうモヤモヤは残りましたが、今作に関しては下手にあいつらの正体に言及したり姿を見せたりしてたらもっとガッカリ感が強い作品になっていたのかなと思いました。

キャストに関しても良かったと思います。
サンドラは似た時期に製作された「オーシャンズ8」も観てますが、下手に若作りメイクするよりも今回のような感じの方が合ってますよね。
演技も良くてだんだん母親になっていく様が良かったですね。
後、子供の存在が良かったです。
子供が描かれて無かったら、そこまで終盤気持ちが動かなかったと思うのですが子供を描く事で親目線で観ちゃいましたね。
女の子も可愛いくて、作品の中の少ない癒しの存在になっていたと思います。
他のキャストの方も良かったですが、やっぱさすがだな!って思っちゃうのはマルコヴィッチですね!
「バーニングオーシャン」でもコイツがいると和が乱れるって役を上手く演じてましたが、今作は嫌な部分もあるけど良い部分もあるみたいな役を上手〜く演じてましたね、さすがです👏
好き嫌いが別れる作品だと思いますが、自分は好きでした👍
げんき

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