このレビューはネタバレを含みます
なんという円熟みなんだ... 巨匠ともなるとこんなに抑制のきいた、3時間半も観客をスクリーンから離さずにいられる映画が撮れるものなんだな...
超熟の監督、俳優陣の中で、凛と立つリリー・グラッドストーンの存在感が素晴らしかった。この映画で一番怖かったのはデニーロ演じるキングではなくて、一番最後の、アーネストに向ける彼女の決別の眼差しだった。許される罪は無いんだと、この時悟った。
ブレンダンフレイザーびっくりしたけど嬉しかったな〜〜ザ・ホエールが今年のベスト映画なので、また彼の演技を映画館で観れて嬉しかった。