面白いという感想があっているのかわからないが、とんでもなく面白かったです…
終わってみたら、長さは確かにあるけれど、展開や演技に釘付けになって終始集中して観ていたし(2人は言わずもがな、モーリー役の女優さん、素晴らしかった…)、覚悟をもって観るに値する重たい中身だった。
アーネスト馬鹿だな〜となるけれど、自分で考えることを放棄することは一番やっちゃいけないなと身につまされる部分もやっぱりある。虐殺や戦争、いじめやネットの炎上さえも同じことが起きているんだと思う。
あとは自分が白人でなくとも、ネイティブアメリカン側の気持ちに勝手になっている場合でないですよね、と、突き刺されるようで、エンディングまで抜かりなかった。今作はしっかりエンタメとしても面白いのはそうなんだけれど、決して消費で終わらせてはいけないという意志なんだと感じて、原作も読みたいし、タルサ虐殺やユダヤ虐殺、朝鮮人虐殺のことだって自分はもっと知るべきだな、と思った。
ジェシー・プレモンス出てきた瞬間の安心感すごかった。。。(助けてくれ〜〜!となった。)それくらい前半は緊張感がずっと続き集中していた(観ている間時間なんて考えもしなかった!)
11月はしばらくこれに浸ったな〜という感じに重たい一本でした。