けい

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​のけいのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アート作品に殺される恐怖!アートの世界のドロドロとした人間関係のサスペンスかと思ったら、絵が動きだして結構ちゃんとしたホラー展開になっていって楽しめた。アートを食い物にする人って現実にもいるんだろうなぁ。美術館で死んでる現場が作品の一部だと思ってしばらくわからなかったってところもリアルとアートの境界の曖昧さをうまく皮肉ってる。絵の具が溶け出して絵の一部になっちゃうところ怖っ!何度も第1発見者になって職を転々とすることになる女の子が生き残ってて安心した。ラストに動いた入れ墨は “ アートだから” ってことでいいのかな?(笑)アートって所有するより、一期一会を楽しむくらいがちょうどいいのかも。
けい

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