キングスマンの第3作にしてエージェントの誕生譚。
途中までは、私がこのシリーズに期待する内容とは、少し違っていました😅
これまでの軽やかさとユーモアは影を潜め、戦争映画🪖さながらの重々しい展開が続きます。
戦場シーンが本格的でサム・メンデス監督の1917を彷彿とさせます。
戦場で消費される勇敢な若者の命が戦争🪖プロパガンダの欺瞞や虚しさを訴えてきます。エンタメ作品でありながら、しっかりと反戦メッセージになっていると思います。
物語の根幹は、第一世界大戦を舞台にした近代歴史のアナザーストーリーファンタジー。
ジョージ5世、ニコライ2世、ヴィルヘルム2世、ラスプーチン、キッチナー、and more.
歴史上の人物が次々と登場します。
各国の意思決定の裏にスパイたちが暗躍していたとしたら・・・
ストーリーはよく出来ていてとってもスリリングでした。
シリーズ通してのスタイリッシュさは健在。
ジャガー・ルクルト⌚︎渋くてカッコ良い。
爽快感溢れるキレッキレのアクションと痛みを可視化する打撃🤛、斬撃🗡️、銃撃🔫シーンは流石のクオリティ👏👏👏
崖をよじ登るシーンは高所恐怖症の人が劇場で観たら、結構怖そう😱
結論としては、続編として十分に満足出来る内容でした😋
こちらもシリーズ化するとのことなので、続編が楽しみです。