係長心得

キングスマン:ファースト・エージェントの係長心得のレビュー・感想・評価

4.0
キングスマンの第3作にしてエージェントの誕生譚。

途中までは、私がこのシリーズに期待する内容とは、少し違っていました😅

これまでの軽やかさとユーモアは影を潜め、戦争映画🪖さながらの重々しい展開が続きます。

戦場シーンが本格的でサム・メンデス監督の1917を彷彿とさせます。

戦場で消費される勇敢な若者の命が戦争🪖プロパガンダの欺瞞や虚しさを訴えてきます。エンタメ作品でありながら、しっかりと反戦メッセージになっていると思います。

物語の根幹は、第一世界大戦を舞台にした近代歴史のアナザーストーリーファンタジー。

ジョージ5世、ニコライ2世、ヴィルヘルム2世、ラスプーチン、キッチナー、and more.

歴史上の人物が次々と登場します。

各国の意思決定の裏にスパイたちが暗躍していたとしたら・・・

ストーリーはよく出来ていてとってもスリリングでした。

シリーズ通してのスタイリッシュさは健在。
ジャガー・ルクルト⌚︎渋くてカッコ良い。

爽快感溢れるキレッキレのアクションと痛みを可視化する打撃🤛、斬撃🗡️、銃撃🔫シーンは流石のクオリティ👏👏👏

崖をよじ登るシーンは高所恐怖症の人が劇場で観たら、結構怖そう😱

結論としては、続編として十分に満足出来る内容でした😋

こちらもシリーズ化するとのことなので、続編が楽しみです。
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