「彼ら生きていた」見終わったけど、これは凄い映画だった。
第一次世界大戦の記録映像に合わせて、ナレーションが流れているがある瞬間から今現在ような映像に切り替わる。
この瞬間の息を飲む感覚。「戦争映画みたい」と思うけど、これは現実に起きたことで映ってる人たちは確かにその時、生きていた。
第一次世界大戦は、史上最も悲惨な戦争と言われる、戦車や火炎放射器、飛行機に加えいまでは使用が禁じられている毒ガスでの攻撃も行われていた。
画面に映るイギリス兵も、敵のドイツ兵も兵士になる前は床屋さんだったり教師だったり普通の人。そんな彼らが殺し合い、死体になるようすも鮮明に映し出す。
見ていてかなりきつい映画ではあるけれど、戦争の悲惨さや恐ろしさを学ぶためにも観たほうが良いドキュメンタリー映画。
「彼らは生きていた」の過去の映像がカラーになる瞬間、自分とは遠い時代の話がグッと見に迫ってくる。自分と繋がる感覚になるのが怖かったし、ハッとさせられた。
イギリス兵とドイツ兵が仲良く談笑してる映像が記録されてるのも、戦争の無意味さを表してして切ない気持ちなった。