2020年 21本目
当時、地震発生時は自分は部活のために教室で着替えてて、何故か全く揺れを感じなくて、でも先生たちが走り回ってて、なにが起こったか全然わからなかった。その後で家に帰って福島の映像をテレビで見て、でもその時は「うわー、やば」としか感じなくて、「ACしかCMやんねえじゃーん」とか思ってたっけな。でも自分がそうして何事もなかったかのように過ごしてたあの時に、この映画の人々が命がけで東北を、日本を救おうとしていたなんて。「原発」って単語は聞いたことはあったけど何なのか知らなくて、それがどんな役割を担っているのかを聞かされても左から右に流していた自分が恥ずかしい。
この映画で初めて聞いた人々の名前、彼らの行動を見て、震災から9年経ったとはいえ、こうした事実を知れたことはとても価値あることだと思う。世界大戦と同じで、後世にも必ず語り継がなくちゃいけないんじゃないかな。映画の中で出てくる単語は聞いたことないものばかりだし、何hPa以上が原発にヤバイ影響を与えるのかは知らないけど、伊崎さんや吉田さんたちが成し遂げたことの重大さははっきりわかった。
