【そこに英雄の姿なし。生存者はいつ殺されるか、1秒後?1分後?1時間後?】
まずこの映画で衝撃を受けたのは死の描写。
銃を連射し、あまりにも簡単に人々が次々と死んでいく。
決して死を過剰な暴力、血が出まくるといった残酷な描写で描いてないのに、
淡々と描かれる死の描写で
日常に突然訪れるテロの恐怖が恐ろしいほど伝わってきます。
そこにみんなを助ける英雄の姿はありません。
英雄どころか警察でさえもテロリストの銃の前に屈していきます。
これが現実。
まるで自分がテロの場にいるような緊迫感と臨場感です。
観終わった後にはかなり疲労感を覚えます、、、
もはや映画「鑑賞」ではないです。
映画「体験」です。