ヤグさんの映画レビュー・感想・評価

ヤグ

ヤグ

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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.0

【名優が演じれば、それなりのモノになる】
〈映画開始〉
おじいちゃん🥰🥰🥰
〈開始1分〉
おっ、おじいちゃん...😧😧😧😧😧
〈開始3分〉
お゛し゛いち゛ゃぁん😱❗️😱❗️😱❗️😱❗️😱❗️

って映
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君の結婚式(2017年製作の映画)

3.4

【好きな人を好きなまま手放すことは最後の愛情】

あのときこうしてたら…?っていうのは人生のつきものだけど、
恋愛でも同じことが言えると思う。

いくらお互いが好き同士であっても
環境やタイミング次第
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.5

【人生のレシピは思い通りに作れない】

人生は自分が作り上げていくモノ。

どんなに食材がよくても、レシピ通りに作られたとしても、
失敗することもある。

でもレシピ通りに簡単に作られる人生って面白い
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女が階段を上る時(1960年製作の映画)

3.8

【金ない男は階段に上れない】

女を武器にした商売はお金と愛憎が渦巻く。

騙し騙され笑って泣いて
狸と狐の化かしあい。

自分を求めてくれる男はいるが、好きにはなれない。
でも保険としてはいてほしい
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

-

【大切なあなたに逢いたい】

あなたは僕に手を差し伸べる。

本当はその手に捕まりたかったけど、
あなたに近づくのが怖かった。

気づいたときにはあなたを傷つけているから。

無意識に自分がされて嫌だ
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.2

【思い出を呼び覚ます白のパンティ】

まさしく「陸上版ジョーズ」
地中をうごめいて、人を食べる巨大ミミズみたいなやつ💥

勝手に壁に激突して自滅する
ちょっとおバカなモンスター😂

全体的に緊迫感があ
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

3.7

【虚構が現実を侵食していく恐怖】

人の倫理は多数決で決まる。
すべてが狂ってしまった世界において狂気こそが正常。

つまり本来の人間らしい正常さは異分子となってしまう。

これがどれほど恐ろしいこと
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プルートで朝食を(2005年製作の映画)

4.0

【おとぎ話の中の真実】

冒頭の「Sugar baby love 」の素晴らしさ♪♪♪
おしゃれな洋服や街並み👗👠🏰💒
コマドリたちのお喋りを字幕で魅せる秀逸なオープニングぅ~👏

明るく前向きに生き
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

1.5

【見えない恐怖のチープな見せ方】

登場人物と共に怪奇現象を追う旅に連れていかれる映画👻

だからホラーというよりミステリー?🤔

ですが最初の怪奇現象自体がぶっちゃけどうでもいいので、
怪奇現象の解
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

2.6

【ホラー業界よ、時には起こせよムーヴメント】

電気つけたら、いない✌︎('ω'✌︎ )

電気消したら、ぃ、いるぅぅ((((;゚Д゚)))))))

だるまさんが転んだ的なシャイな可愛い『ヤツ』👻
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リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

3.3

人喰い植物🌷🌸👃

ホラーかと思ったらめっちゃミュージカル〜😚😚😚

歌って🎶踊って💃パックンチョ👅

歌って🎶踊って💃パックンチョ👅

コメディもあって楽しい♪

中でも
超どSの歯医者スティーヴ・
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静かなる決闘(1949年製作の映画)

4.0

【不幸は人間性を問うリトマス紙】

目の前に想い人がいるのに、
「梅毒」が彼女と一緒になることを許さない。

本当は彼女を抱きたい『欲望』
でも彼女を梅毒の犠牲にしたくない『理性』

主人公は『理性』
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

1.0

【想像を超えるラストに笑いが止まらない】

「リング」の中田監督はホラー以外にコメディも作れるんですね。
大いに笑わせていただきました。

途中までは誰にでも起こりうるスマホの恐怖、
ネット社会への警
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

-

【考えるな、感じろ】

デヴィッド・リンチ作の中でも特に難解で不気味、、、

ずっと聞こえる不快で不気味なノイズ音

エイリアンみたいな奇形児

ほっぺたぷくーんおばさんがなんか踊ってる。

その上か
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授業の後で(2018年製作の映画)

3.8

【残酷な社会実験がもたらした現実】

戸籍を持たない子供=『黒孩子』
その数は1300万人を超えるという。

その子たちは
学校や病院に行けない。
しっかりとした仕事に就けない。
結婚すらもできない。
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血を吸うカメラ(1960年製作の映画)

3.6

【サイコパスの最後の初恋が切ない】

先端にナイフを取り付けたカメラで、怖がってる女性を撮影しながら刺し殺すサイコパス💥

自身の歪んだ衝動をどうにかしたいと悩むサイコパスが
初めて一人の女性に恋して
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(2017年製作の映画)

3.2

【点と点が線になるとは限らない】

14年ぶりに再会した2人👫
高校のときには付き合ってたこともある幼なじみ👩‍❤️‍👨

昔の思い出を振り返りながら日常会話が進行していく❗️

お互いがもっと踏み込
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少年(1969年製作の映画)

3.8

【この世の正義は全てフィクション】

社会が国家の統制下に置かれれば、
当然「正義」は国家によって規定されます。

ですが、その国家の正義を信じた結果、
「戦争」という悲しい結末を迎えました。

その
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エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.4

【この映画自体が悪夢だ😈】

ある意味、映画館は夢そのものです😴

観客は寝室のような暗い部屋に入り、
実際には存在しない幻をスクリーン上で観ることになるからです🎬

そのように仮定すると
まさにこの
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.4

【ゆるゆるゾンビvsノロノロおじいちゃん】

ゆるゆるゾンビ映画🧟‍♂️でおじいちゃんが可愛いと聞いていたので、
おじいちゃんに癒されようと鑑賞(*´ω`*)

そしたら開始3分で
ゾンビが顔の皮膚を
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残菊物語(1939年製作の映画)

4.0

【女の自己犠牲が男を一人前にさせる切なすぎる愛】

溝口監督の伝家の宝刀「ワンシーン・ワンショット」を確立した作品。

まるでその場に居合わせてるような映像マジックで観る人の心をギュッと鷲掴みにしてき
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KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

1.5

【Show,Don't tellの概念の逆行】

「セリフはできるだけ削れ、映画は映像で語るべし」
という言葉があります。

映画の起源をたどれば、
元々はサイレント映画で、セリフがなくても映像で表現
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

2.5

【こんな公務員ばかりじゃ、、、国は破産♪】

絶対に公務員辞めないおじさん🧑‍🦲
VS
絶対に公務員辞めさせる政府👩‍⚖️
の矛盾対決❗️

公務員の人
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リング(1998年製作の映画)

3.5

【ホラー界のファッションリーダー・その名はSADAKO☆】

今作で
黒髪ロングで白ワンピの女=怨霊
といった怨霊のスタンダードファッションにしましたよね❗️

「ホラーの演出が既視感ある」
「古典的
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.5

【人生のバトルロワイアルに勝ち抜くには】

劇中の北野武の言葉「人生はゲームです」
この言葉が今作のテーマだと思います。

就活でも恋愛でも何でも『勝ち組』『負け組』という尺度で
評価されることが多い
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The Smiling Man(原題)(2015年製作の映画)

3.3

【ペニー・ワイズ?ジョーカー?片栗粉おじさん?】

世にも奇妙な物語的な世界観が多いYouTubeチャンネル「ALTER」に投稿されていた作品。

ホラー映画祭で最優秀短編作品賞を受賞したこともある今
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マンディンゴ(1975年製作の映画)

3.8

【『差別』という言葉すら生温く感じる衝撃作】

白人が黒人差別を『差別とも思わなかった』黒人奴隷制度の実態が生々しく描かれています。

あまりに自然に残酷な非人道的行為が描かれるため、
冒頭から頭がク
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.3

【残された者たちの想い】

鈴木家の引きこもりの兄が首つり自殺を図るところから始まる衝撃的な展開。

なぜこの人は自殺してしまったのか?
残された遺族は答えを探そうとします。

でも家族って不思議なも
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.9

【国を超えた友情の先に平和はあったのか?】

北朝鮮に潜入した韓国スパイの嘘のような本当にあった話。

かつての冷戦でもそうですが、この種の諜報戦は長期化すると、
本来の国と国との水面下の争いでは無く
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エブリシング(2017年製作の映画)

3.2

【衝撃的なラストが生む愛の問題点】

全体的に童話を現代版にアレンジしたような話で

病気で外に出られない → 「呪い」
主人公の母親 → 「王様」
隣に越してきた男の子 → 「王子様」

という感じ
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コンジアム(2018年製作の映画)

1.0

【こんなに怖さが伝わらないホラーは初めて】
※ボロカス書きます。ごめんなさい。

今作はPOVホラーの
「命の危機なのに、なんでカメラ回し続けるんだよ」
という弱点に対し、

「YouTubeの視聴数
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M(1931年製作の映画)

4.1

【人は人を裁くことができるのか?】

聖書の文化圏では、神が裁きを下す際に「赦すこと」を何らかの形で担保することで公正さを示すとされています。

では人間が裁きを下す目的は?

法は人間が裁きを下すこ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

【青い巨人が人間を駆逐する衝撃アニメ】

今作では、人間達は食物連鎖の底辺、小さな虫程度の存在として扱われます。

そんな世界を支配するのはドラーグ族という人間の何十倍も大きな宇宙人です。

ドラーグ
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.3

【善と悪は背中合わせ】

昼と夜の境界線が曖昧なように、善と悪の境界線もとても曖昧だ。

現実はヒーロー映画みたいに「善」がこの世の全てを救うわけではない。
時として「善」は、結果として「悪」にもなり
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.6

【私という生き方に正解を決めるのは誰?】

我が人生に刻まれる傑作映画でした。

「女性は結婚しないと幸せになれないの?」
という問いかけがありつつも

「だけど結婚で幸せを見出しても良いのだ」
とし
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

-

【我々にとっては衝撃、彼らにとっては日常】

今まで数多く観てきた映画での血のり、

でも本作の全編を覆う真っ赤な血は当然ながら本物の血。

画面の至るところで当然のように目に入る死体の数々。

片腕
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