単なるカルト集団だと思っていた「コロニア・ディグニダ」ですが、入植地の名称だったんですね。
そんな「コロニア・ディグニダ」周辺で起こっていても不思議ではない話をとんでもないストップ・モーションで描いた本作。
正直つかみどころがなく内容はあまり理解できませんでしたが、その驚くべき映像体験だけで十分満足できました。
ほとんどホラーのような話は、本編前の短編「骨」からも伝わってきて、心底怖かったです。というか「骨」の方が強烈に印象に残りました。
この「骨」の不気味さがどうにも後を引く感じがして、40分程度の中編にして作り直してくれないかな、と心底思っております。