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オオカミの家のfumingのネタバレレビュー・内容・結末

オオカミの家(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ポスターの絵と、ストップモーションであることしかしらないで予習なしの人間のレビューです。


コロニア・ディグダを知らず、色々な作品や歴史とかの知識で「これってアーミッシュみたいなところから逃げた人?」と漠然と観ていました。

それでどこかの国の神話や民話を見ているかの気持ちになるし、とにかく想像するだに大変な作業工程を体感させられてむちゃくちゃ引き込まれた…!!!!

「わ!これ服の上から描き込んでるんだ!」「きっとアクリルに描いたやつをカメラの前に持ってきて…」とかわくわくと同時進行で物語が進むのでとても感情が掻き乱される!これだけで観ていたいなと何度も思ったけど、最後マリアを呼ぶ声が優しくて私だって縋ってしまいそうな気持ちになった。

暴力はフレームの外から来ていて、マリアは人じゃなくて鳥になってフレームアウトして行くのがとても印象的…いや…なんか言葉を尽くして語る映画というより体感する映画だった気がするからここまで書いたけどもうこの瞬間から嘘かも。ごめん…。
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