このレビューはネタバレを含みます
ずっと観たかった映画!ジョジョの内面の動きが丁寧に描かれてる。エルサの一枚上手なところがよかった。
あとぽっちゃりメガネ君が終始緊張感なくてそれが作品内でいいスパイスになっているし、ジョジョの英語だけ何故か聞き取りやすい。
それからリルケの詩は元々知っていて、重厚で静謐な詩という印象だったんだけど、この映画の雰囲気で出されると軽く背中を押してもらえるような希望に満ちた印象になってそれもまた面白かった。
最後に印象に残ったエルサのセリフを書いておこう。
「ナチスじゃない」
「あんたはナチスじゃない」
「カギ十字と軍服と戦争ごっこが好きな――」
「10歳の子供」
「ナチスじゃない」