Shu

ジョジョ・ラビットのShuのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.0
タイカ・ワイティティ監督、脚本、出演の最新作「ジョジョラビット」観てきた。
第二次世界大戦の最中、ドイツの少年ジョジョは自分の母親が家の屋根裏にユダヤ人少女をかくまっているのを知る。ナチスに感化されていたジョジョは…ってな話。
最近のヒトラーを使った作品はコメディに見せておいてグサッとされる。2016年公開の「帰ってきたヒトラー」はあんなに笑えたのに最後は見事に冷や水かけられるほど震撼した。本作はそれとはまた違いドイツの少年の目を通してヒトラーのナショナリズムに向き合う少年ジョジョの成長をコメディとして描いてる。ワイティティ監督演じるジョジョの空想上の友人アドルフがジョジョを煽動したり元気付けたりするのがなんとも笑える。
脇を固めるジョジョの母役のスカヨハ、キャプテンK役のサム・ロックウェルもホント良かった。
そして最後に流れる彼のあの曲にやられる。
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