ジョジョと母親、友達ヨーキー、キャプテンK 、ユダヤ人の少女エルサ、空想のアドルフ、すべての会話に人として大事にしなければならないものが詰め込まれていると感じます。
実際の記録映像や史実を忠実に描いた作品は当然重く衝撃を受けますが、この映画は戦争や差別を軽く見せているようで人の想いに国や人種の差は無いことを優しく伝えてくれて生きることの大切さが身に染みます。
ダメなものはダメと声高にできずとも、自分が思うことを公にできなくても、いつか扉の向こうの世界が明るくなると信じて、それまで生き延びて光を浴びたい。
平和な志しを最後まで貫いた人たちがこれまで大勢いる、優しさや思いやりを大切にして生きている人たちが星の数に負けないくらい存在する、そうあってほしいと思います。
(メモ)
靴と靴紐
登場人物が全て魅力的