景

名探偵コナン 紺青の拳の景のネタバレレビュー・内容・結末

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

トンチキ映画と聞いてたけど確かにトンチキ映画だった。パスポートを持てないコナンの色々アウトな渡航方法とか、肌が焼けただけで現地の少年だと勘違いされるコナンとか(新一の正体がキッドだとは気づくのにコナンには気づかない蘭は可愛いと思う)、洒落にならんシンガポールの被害とか、強すぎるために途中から力を封印される京極とか、あと序盤に見れるマーライオンの口から血がドバーと出る映像は一番笑った。海賊への合図にしてももうちょいなんかあるやろ他に! でもトンチキ映画は好きなので私には美味でした。ありがとうございます。

あと駄作だと聞いてたけど思っていたよりずっと面白かった。コナンと怪盗キッドのバディ感が良かったからか全編に渡って意外と楽しめたんですよね。元々怪盗キッドは好きなので尚更。小五郎のおっちゃんの格好良いところを見れたのも嬉しかったな。

終盤のもはやテロと言っていいシンガポールの惨状は凄まじいけど、ここまで来ると事件の真相がややこしく分かりにくくなっていたこともあり、「どうにでもなれ」という気分で眺める羽目になった。
景