景さんの映画レビュー・感想・評価

景

アクアマン(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人間と海底人の混血児アクアマンが王の自覚を持ち、英雄へと成長していく姿を描いたスーパーヒーロー・海洋アクション。評判がいいとは聞いてたけど、期待以上に娯楽を大量に詰め込んだ冒険活劇を見せられてもうお腹>>続きを読む

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.5

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英国将校に尊厳を蹂躙され尽くしたアイルランドの女が、アボリジナルの男と共に復讐の旅に出る凄絶なドラマ。といっても単純な復讐劇にはなっておらず、赤裸々に描かれる暴力と迫害が生々しく、見ているこちらの気が>>続きを読む

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.5

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街中にゾンビが溢れるロンドンを舞台に、若者と老人たちがそれぞれ奮闘するホラー・コメディ。最近は俊敏なゾンビをよく見てるから、のたのた歩くゾンビは久しぶりに見た気がする。私はせっかちなので俊敏な方が好み>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

再びゲーム「ジュマンジ」の世界に入ってしまい、かつての仲間やじいさんたちと脱出を目指すアクション・アドベンチャー。基本的には前作と同じメンバーで構成されているけど、ゲームの故障でアバターがシャッフルさ>>続きを読む

プラン9・フロム・アウター・スペース(1959年製作の映画)

2.0

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死者を操る宇宙人がUFOに乗って地球に飛来してくるSF。エド・ウッド監督作を見るのは初めてで噂に聞いてた通りチープなんだけど、ストーリーは意味不明というほどでもなかった。ただ、めちゃくちゃ雑な進み方を>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.5

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マリファナの密輸で儲けた若者二人が、謝肉祭を見ようとロサンゼルスからニューオーリンズまでの旅をハーレーで駆けるロードムービー。ストーリーはピンと来なかったけど、なんとなく最後まで見れたし嫌いな作品じゃ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.0

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よく分からない理由でよく分からない集団に追われる野原一家の逃走劇を描くコメディ。とにかく意味不明すぎて話が頭に入ってこない。そこがすごい。熱海に向かったりするんだけど、何故熱海に行くのかさっぱり分から>>続きを読む

危険な情事(1987年製作の映画)

3.5

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軽い気持ちで浮気した男が、浮気相手の女に執着されるサスペンス。『めぐり逢えたら』でちょろっとタイトルだけ出てきて気になっていたのをようやく見たけど、想像していた通りの映画だった。一夜の遊びのつもりで浮>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.5

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バットマンやワンダーウーマンを中心にヒーローたちが一堂に介し、宇宙人との戦いに挑むスーパーヒーロー・アクション。このシリーズの持つ暗さが私は好きだったんだけど、『ワンダーウーマン』で王道に寄せてきて、>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

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ワンダーウーマンのオリジン(最近知ったアメコミ界隈用語)を描くアクション。そこそこ面白いかな、と舐めてかかってたらめちゃくちゃ面白かった。戦争を繰り返す人間の本質を描きながら、正義感が強く勇ましいプリ>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

2.5

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容姿にコンプレックスのある女が頭を強打し、自分が絶世の美女になったと思い込むことで変わっていく姿を描くコメディ。容姿を偏重するようなルッキズムからの解放をテーマにしつつ、笑えないところも多かった。この>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

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タイムループして永遠の一日を繰り返す男女のロマンティック・コメディ。キービジュアルからも伝わってくるように砂漠のリゾート地というロケーションがいいし、ストーリーも『ハッピー・デス・デイ』のロマコメ版と>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

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ひたすら殴り合う "ファイト・クラブ" という組織を、不眠症に悩む主人公が危うい一人の男と作り上げて変わっていくスリラー。実を言うと最大のネタバレを知った上で見たせいか、キャラクターは面白いとは思うも>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.5

映画の "音" を作り上げて作品に命を吹き込む職人たちに迫るドキュメンタリー。音の使い方一つでシーンが劇的に変わるのが、魔法のようで見ていてワクワクした。名作と呼ばれる作品群には "音" という観点か>>続きを読む

トランスポーター3 アンリミテッド(2008年製作の映画)

2.5

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運び屋の男が巻き込まれて奮闘するクライム・アクション三作目。が、今回はイライラしすぎて楽しめなかった。ヴァレンティーナがたいへんうざい。私はいわゆる地雷女とかクソ女とか呼ばれるタイプの女キャラは好きだ>>続きを読む

恐怖人形(2019年製作の映画)

3.0

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日本人形に襲われるジャパニーズホラーに見せて、実はアメリカンなスラッシャームービー。期待通りのコントみたいな変な映画だったので楽しめた。と言ってもテンポは悪くキャラクターはなかなか死なないし、由梨役の>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

神経質な青年とウサギたちの壮絶な殺し合いを描くアクション・コメディ。動物映画には興味ないんだけど、キャラクターがほぼ全員クソ野郎だと聞いて鑑賞。本当にクソ野郎だらけだった。最高。

まず主役のトーマス
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

二人のおおかみこどもを母親が一人で育てようと奮闘するドラマ。正直言ってあんまり乗れなかったんだけど、そもそも動物が深く絡んでくるような話への興味が薄いせいもある。私は基本的に「人間」の話が見たい人なん>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1920年代にタイムスリップするという、小説家志望の男の不思議な体験を描くロマンス。オープニングからパリの街並みが美しく切り取られているのが、ウディ・アレン監督らしい。監督の映す光景は毎回あざといくら>>続きを読む

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

都会から田舎に左遷させられた正義感の強い警官の奮闘を描く娯楽作。見る前はコメディかと思ってたんだけど、サスペンス要素もアクション要素もあった。更にバディムービーでもあるから雑多な映画になってしまってい>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

熱帯魚店を営む冴えない中年が猟奇殺人事件に巻き込まれていくスリラー。私はえげつない物語が大好きなのに刺さりそうで刺さらなかったけど、それはそれとしてたいへん面白かった。二時間半もの間、中弛みもなく一気>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

しんちゃんが戦国時代にタイムスリップするスラップスティックムービー。名作と名高いタイトルなので期待してたんだけど、確かに合戦シーンは丁寧に描かれていて気合いの入り様が伝わったし素直にすごいなと思った。>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

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ゲーム「ジュマンジ」の世界に吸い込まれた高校生たちが、力を合わせてクリアしようと奮闘するアクション・アドベンチャー。「ジュマンジ」もボードゲームからコンピュータゲームに進化して(しかし何故カセットなの>>続きを読む

マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ブルース歌手マ・レイニーとトランペット奏者レヴィーを中心に、白人に搾取される黒人アーティストの悲哀を描くドラマ。ほぼずっと録音スタジオ内で話が進行するので室内劇かつ会話劇にもなっており、舞台を観賞して>>続きを読む

バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜(2003年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

生徒たちが唐突にテロ組織ワイルド・セブンを相手に戦争をやらされるウォームービー。……なんだけど、すんごいつまらなかったなマジで。以下、ほぼ不満を並べ立てただけのいつも以上の駄文。

キャラクターの描写
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

束縛を嫌って後腐れのない一夜を楽しんでばかりのヘンリーと、毎朝記憶がリセットされるルーシーのロマンティック・コメディ。設定だけ聞くと深刻に見えるけど、主役二人を囲む人々や動物がみんな大らかで優しいしユ>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジュブナイルムービーはあんまり見ないのだけど、これは歌が好きだったので見た。森に囲まれた線路を伝い歩いていくというロケーションの素晴らしさ、そんな中で打ち明けられる少年ならではの悩み、冒険の後の切ない>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

マカロニウエスタンは詳しくないけど(見たと言えるのは『BTTF3』かもしれないレベルなので西部劇は見てないに等しい)、二時間半を越える長尺が気にならないくらいにすんげえ面白かった。飽きる場面はほぼない>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

過去を遡って改変することが出来るという特殊な能力を持つ男の物語で、テンポよく劇的な展開が矢継ぎ早に飛んでくるのもあって飽きずに見れた。幼少期のエピソードは「恐ろしい事件があったけど肝心なところでは記憶>>続きを読む

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

虚淵玄が一時期Twitterのアイコンにしていたのが『ドニー・ダーコ』という映画に登場するウサギだと知って、映画を積極的に見るようになる前から気になっていたのをようやく見た。よく分からなかったし素直に>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

男勝りな口調と破天荒な振る舞いで周囲に迷惑をかける美雪のキャラクターがキツかったし、あらすじを読んだ時は面白そうに見えたのに各キャラクターの言動が浅いせいで奥行きがなく、よってストーリーが盛り上がらず>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

荒くれ者の刑事とヤクザの組長が手を組んで連続殺人鬼を追うバディムービー、というアイデアが美味しい。しかし手を組むからといって必要以上に馴れ合うこともなく、真っ当に犯人を法で裁きたい刑事と面子のために犯>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『白鳥の湖』の主演に選ばれた精神的に未熟なプリマが才能を開花させていく様を、ナタリー・ポートマンが鬼気迫る演技で表現していて圧倒された。眉を顰めた悲痛の表情が病的で美しい。それと私はこういう破滅的な物>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

OZがまんま『ぼくらのウォーゲーム!』をブラッシュアップしつつ色々付け足していったような電脳世界で、演出は良かったと思うし後半には熱く盛り上げようとしているのも分かるんだけど、権力によるご都合主義的な>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

細田守作品は『ぼくらのウォーゲーム!』と『オマツリ男爵』しか見たことがないしどちらもピンと来なかったけど、『時かけ』は起承転結がはっきりしていて面白かった。青空の清々しさや夕暮れの切なさとか、全力で走>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スパイ役のトム・ハンクスが危機を切り抜けていくサスペンスかと思ったら違うのな。冷戦下の米ソでそれぞれ捕らえられたソ連のスパイとアメリカ兵を交換するために、米国人弁護士があちこち交渉に赴く話だった。米ソ>>続きを読む

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