せいか

名探偵コナン 紺青の拳のせいかのネタバレレビュー・内容・結末

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

05/18、Amazonにてサブスク視聴。
コナンで好きなカップリングは園子ちゃんと京極さんなので、放映当時から気になっていた作品だった。まさかコナンが冒頭からどこぞのゴーン氏のようなやり方で密入国をしてるとは思いもよらなかったが。あとここまで怪盗キッドが中心に来てるとも思わなかったが。

本作の舞台はシンガポールで、主人公たちは京極さんがそこで試合をするというので観に行くことにする。現地では物語開始直前からこの試合に関係してくる形で殺人事件が発生していて、それに怪盗キッドも巻き込まれていたため、彼も新一のフリをしてここに来ることになる。江戸川コナンとしての身分証明書には問題があるのか、さすがにパスポートの偽造まではできていないコナンは海外渡航を半ば諦めつつあったものの、キッドに巻き込まれて密入国をして無事に海を渡り、現地人の子供のフリをしながら一行に付いて行くということをしている。力業である。
ここでは試合の優勝賞品である宝石を取り巻いて事件が発生しているという軸があって、その中で今回のメインである園子ちゃんと京極さんのラブロマンスも展開するというものではあるのだけれど、二人に期待する方向のラブロマンスとは違う感じだったり、なんだかんだ結局二人の関係よりも周囲のワチャワチャが強かったりで、ちょっと肩透かしであった。なんか京極さんは暴力的だし(なんなら作中で怪物が抱える葛藤みたいなのしてたし)、園子ちゃんはピーピー言ってるばっかりだし。シンガポールが舞台で確かに有名どころの場所は出てきてもいるけれど、そこを活かしきれてなかったのも気になった。結局、船が乗っかってる有名なホテルでほとんど物語進行は終始していた。

ただ、本作、蘭姉ちゃんにしろ園子ちゃんにしろ、二人の作画がずっとかわいいので、そこがたまらなかったです。
せいか

せいか