キャサリン

新聞記者のキャサリンのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.8
真実を暴く新聞社と、内閣のあるべき姿を創造する内閣情報調査室。
ストーリーとしてはよくありがちなものだけど、下敷きになってるストーリーがどうやら赤○ファイルっぽかったり、両者のオフィスも開放的/閉鎖的の対比が明快でとても良い。

ラストは賛否あるかもだけど、実際の事件においてもいまだに問題が解決されていないのに、映画でサクサクっと解決してしまうことこそ真実を偽って報道してしまうようなものなので、個人的にはとても誠実な演出だなと思った。
むしろラストシーンで星+0.2くらいある。
国家の抱える闇は深い。
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