友達に付き添って観た映画。
つまらなそうだなーと思って見始めたが、意外と面白かった。
去年話題になった文書改ざん問題や森友・加計問題を彷彿とさせる題材で、女性新聞記者と内閣府情報調査室の若手男性官僚が主役。
端的に言うと、政府の隠蔽を記者が暴くというストーリーだが、下手にメディアをよいしょしておらず好感がもてた。
情報をリークする官僚側の葛藤を描くのがうまく、主演の松坂桃李の演技もあいまってグッとくるところがいくつもある。
全体的に重苦しい雰囲気ではあるが、その重苦しさがあるからこそ、感情移入できる作品だなと感じた。
また、東京新聞の望月記者の原作とあって、ノンフィクション感が強いところも特徴。実態に即しており、へーと思わされるところが多々ある。
しかし、主演の1人を外人にした理由はよくわからん。舌足らずだし、演技もそんなに良いと思えなかった。
あと、最後に松坂桃李が何と言ったのかだけすごく気になる。