終盤が特に好きで、「自分達が世界を変えてしまったなんて、本当に思ってるのか?自惚れるのも良い加減にしろ。そんな訳ねえだろバカ。」と一蹴してくれる須賀さん。須賀さんと出会えたから穂高は生きていられるんだなーと。
自然の摂理にはどうやっても抗えないほど人間は無力で、でも世界が一変してもそれに順応して新しい社会を築くたくましさもある。コロナウイルスの蔓延によって変わった世界を踏襲しラストに繋がって行くところも見事だと思った。
ラストシーンは、新海監督のお決まりパターン?2人だけのセカイで生きていこうっていう終わり方ですかね?
15歳の少年・少女の狂気、居場所がない東京の街、パンデミック と、色々詰め込みすぎてパンク気味なところがあるが、物語として見応えがあり、面白い!