湯

天気の子の湯のネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

3人で晴れ仕事する下りめっちゃ好き。弟君が予告では伏せられてたけど、とても良いキャラしてた。

新海監督やRADWIMPSが『観た人の意見が分かれる』と自ら言っている本作。主人公の行動や銃を絡ませる部分とかかな。特に賛否別れる1番の部分がまさしくクライマックスの展開。世界を選ぶか?大切な人を選ぶか?大作映画でこの問いをやって尖った回答をするところに監督の真髄を見た。

でもあの後の人々が割と受け入れて暮らしてる感じ好きだな。ゆるやかに滅亡する世界を次でさらに描くのか?
『君の名は』とも同一世界である事が分かったので、もう1作、別キャラクター達でこの世界を描きたいんじゃないかって気がするな〜。3部作。

大人の描き方も、彼らは完璧な大人では無いけど、それでも大人としてやっていかなきゃならない。だからこそ終盤の彼らの思い切りもまあ実際は『犯罪加担じゃん!』なんだけど、大人としての世間体や保身ではなく、自らの意思で帆高と陽菜の為に行動したのが熱い。

映像は言わずもがな最高。なにより夏映画観てる感じが楽しかったな。良い映像に良い音楽流れちゃ、なんかもうずるいけど負けるよな〜笑。グランドエスケープのシーンは爽快でした。
湯