主人公の帆高くんはなぜ、自分を大事に出来ないのか、
始終感じていました、
でも、それと同時に16歳の頃を思い返したことで、自分の居場所に違和感を感じていたあの頃のわたしに戻れました。
自分の価値観は変化するものですが、思い返すことも大人には少なからず必要なのかなと、
刑事さんを見てて思いました、
それこそ、居場所を探す10代と刑事さん含む大人との対峙に顕れていたと思います。
"愛にできること"を探すときにはまず、自分ができることを探すこと。帆高くんのあの時間を共有できて、この映画を見られてよかったです。
雨のシーンがとにかく多かったので、涼めたのも良かったなと思います、最近暑すぎるので
涼みに行くためとお父さん犬をもう1匹見つけるためにもう一度見ようと思います、
追記、
日常と異常を決めるのはどこでも人間であり、日常を異常が占めていくことで、それもまた日常になる
日常に変えられる人間すごいなと、だから生き抜けたんだろうなとかおもったり
最後の立花冨美さんの
「あの辺は、200年前は海だったのよ」と東京のほとんどが海になりつつある状態を異常とは思わないと捉えられる言葉から、色々考えるようになりました。