救われた気がした。
今までの新海誠作品はどこかもうどうにもならない痛みを再確認するものの印象があって、その痛みに反してあまりにも映像が綺麗だからどこか心惹かれて見入ってしまう作品ばかりで。
今回のは君の名は。のような奇跡が起こって選択したことが結果オーライ、てきな感じでなく、自分が選択したことに対して責任があって、その選択は選択した自分の意思が大切で、その自分を大切にしてほしいというメッセージがあるように思えた。
ハッピーエンドはそこで話が終わるけど、今回はその先も地続きで続いていく人生みたいだった。
今の自分を見てみても今選択してることは選択した通りで、きっと奇跡は起こらないけど、この先は地続きで、その時々の自分が大切に思ってることを大切に思っていいって後押ししてくれる、そんな映画だった。
すごく好き。