このレビューはネタバレを含みます
Filmarks試写会で見ることが出来ました……！！
ピエールニネの作品で映画館で観れるのはやっぱり素晴らしいね……監督はパーフェクトマンと同じ監督ということで、スリルサスペンステイストになるのかなと思いながら視聴。
最近話題のノイズキャンスリングイヤホンの演出で同じ画面での空間の切り替え……イヤホンつけたときに似た経験を誰もが少なからず経験してそれを想起させることで臨場感がさらに湧いてくる……
ストーリーは当初テロによる墜落事故と思われたものが実は……って続いていくんだけど自分で仮説を立てて検証していくと本当にこれでいいのかと思い悩みながらけどすすまなきゃいけないマチューの心境のわかりみが深くて……
ピエールニネの苦しんでいる時の表情は同じ人と思えないくらいやつれてて見てて鳩尾あたりをぎゅっとつかまれているようで辛かったな……！！
フランス映画と日本の映画は主人公も話のコマである意識が強いところだなと思った。そんなに賢くないから少しブリーフィング的なエンディングがちょこっとでいいから欲しかった……ノエミ視点でいいからさ……！！最後のは伏線回収されず、そのままなのね……！笑 明らかにブラックボックス回収して安心してる感じだったじゃん……！笑
最後のそこが有れば見終わったときのスッキリ感違っただろうな……悶々と悩ませる天才だよね……見てる側に委ねるの……
あー早く誰かとこのもやもやを共有したい……！！うおー！！
あと、映像的なところは、
月とニネの顔が半分に映った湖を切り取って飾りたいくらい美しかった。これは造形美。ありがとう監督。
