ピクサー史上の傑作！
では残念ながらないけれど、「このくらいのレベルの作品ならいつでも作れますけど？」みたいな余裕を感じる一作。
正直途中でダレるところはあるし、いくらなんでも設定上の無理は目につくんだけど、どんだけ文句を並べようにも結局最後にはガツンと泣かされる。
ピクサーはモンスターズインクなんかもそうだけど、「なんだかイケてない身内や友人」をエグめの角度で描いてくるし、そして彼らに勇気を与えるのが上手いなと。
今回は目も当てられない兄貴が映画の足を大いに引っ張るんだけど、気付けば彼が映画の中心にいつの間にかいて気持ちが同化する。
声を演じたアベンジャーズの二人も良かったですね。トムホランドとクリスプラットの二人が旅をしてるって見方をしてもそれなりに成立するんじゃないかな。
