この映画を観てアンディ少年と世界中の子ども達がバズ・ライトイヤーに憧れた。
はずでしょう?
とてもそうだとは自分には思えませんでした。
映像技術に関しては流石ピクサーですが、それも別に際立って目新しいサプライズは無く。
脚本も基本的に「Aを達成するためにBをしなくてはならない。しかしBをするためにはCが必要で、そのためにはDに行く必要がある」とか回りくどい。
そして何より、バズ・ライトイヤーに何の魅力も感じない。
勇敢というよりは自信過剰で、優秀というよりは無鉄砲なだけ。
そもそも全体のストーリーが「自分のミスを挽回する」ことを目的にしているので「うわぁ!バズってカッコいい!!」と思えるシーンが全くと言えるくらい無い。
トイストーリーを心から愛してる身としては残念な一作でした。