過去も未来も引っくるめて、今ここにいる自分を肯定する。
いくつものifのその先ではなく、自らがたどった足跡を尊重する。
どんどんスケールが大きくなる世界観に対してミニマムで親近感のあるテーマ設定が見事。
Disney +入ってないんでワンダ周りは全然分かんなかったけど、これ単体でも楽しめないほどではないです。
(それよりホラーちっくな音と映像の方が意外性あってびっくりした。)
離れざるを得なかった“あの人”との再会ではなく、あくまで自分の心の置き方を調整することで結末に向かうのがスマートで良かったです。
ただ一方で気になるのは「マルチバース」のお陰で何でもありになってない?ってとこ。これ続くと結構飽きると言うか興醒めしちゃうだろうなーと。それの落とし所も含めて次が気になるところではありますが。