Mariko

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのMarikoのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

初日IMAX3Dにて鑑賞。
満喫しなかったといえばウソになるのだけど、じゃあすごく楽しかったかというとこれがなかなか難しい話で。

『ワンダヴィジョン』の最後にダークホールドが出てきちゃった時点でワンダのこの先っていうのはなんとなく察してはいたんだけど、MoMがその舞台だとは思ってなかったし、ここでスティーヴンvsワンダの戦いがメインになるとも思ってなかったので、サプライズを楽しむというよりどんどん辛くなってきちゃった。もちろんmulti-verseにあってストレンジ先生の駄目っぷりと活躍ぶりは最高だったけれど、その敵がワンダとなるとどうしても純粋には盛り上がれなくて。なんか、、、私的純粋な最高の盛り上がりがキャプテンカーターの”I can do this all day!” だったことからも本筋に乗れてなかったことがありあり。

あと、何より ホ ラ ー は 苦 手 な ん で す ってば!!!
まあこれもね、サム・ライミなんだから当然そう来るでしょうよ、と言われたらそれまでなんだけど、でもスパイディとかさーそうとは限らないじゃん!!ていうかMCUにそれ持ってくる必要あった?

というわけで、どうして良いのかわからないのでスコアなし。

それから、ちょっと気になったのは音符バトル。アイデアはすごく良いのに、よりによってトッカータとフーガとベト5かよ!!MCUにしてはずいぶん凡庸なところ持ってきたなあ、と。何か理由がある?とは思いつつも、ちょっとガッカリ。あ、誤解なきように一応書いておくと、Beethoven Nr.5は世界一の交響曲と思っており、死ぬほど好きです。選曲に理由があると見つけた方いたら教えて!

あとね、ワンダの双子ちゃんが観てるTVで流れてたのが『白雪姫』だったんだけど、あれは冒頭りんごを育てて剪定していたワンダ=悪い魔法使い っていう示唆だったのかな。観た人、どう思った?
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